2016.10.11 水中瓦礫調査&撤去活動

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めしこです。

 

本日は宮城県漁協雄勝湾支所からの依頼を受け、雄勝町分浜地区で活動してきました。

東日本大震災以降、撤去しきれていないものがまだまだたくさんあるため、

夏の連続台風や、海が荒れたときの影響で今まで水底にあった瓦礫やロープが浮いてきてしまうことがままあります。

それらは、養殖や定置網漁がさかんな地域にとっては天敵。

棚に絡まって生産物が落下してしまったり、ロープが切れてしまったりということにつながります。

 

漁師さんが気になっている/調べてほしいという依頼があった場所に潜水して調査と撤去をしています。

 

【海況】

うねりなし、流れ 後半あり

水温:17~19℃

透明度:10~15m

水深:30~38m

 

水底の透明度はよかったので、発見はしやすかったのですが、何せ深い!

限られた時間での作業となりました。

 

1本目:浮いてきたロープ(10mくらい)

 

2本目:ロープ&ワイヤーの塊(100m未満)

 

水底から高さ5mくらい浮き上がっており、それが数十m続いていました。

ロープは太いし、かなり長いしで疲れました。

 

3本目:ホタテ棚に絡まったロープ塊

実害が出ていました。3本ほどのながーいロープが棚にすでに絡まっており、それを撤去。

 

4本目:ながーいロープ

水底38mからまっすぐロープが浮き上がっており、スクリューや棚に絡まると危険。

根元から撤去。

 

漁師さんの協力を得て引き揚げ。

 

3本目終了時点でのロープ。

 

最終的にはかなりの量になりました。

水中にはこの何倍…何十倍もの量がまだまだあると思います。

これからも継続していきます。

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