渡波小学校低学年着衣泳指導

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こんにちは、藍です:)

今日は2時限目から渡波小学校へ出向き、小学2年生、1年生、3年生の順で4時限目まで着衣泳の授業を行いました。

今回はプールで実際に行わず、体育館で話を聞いてもらった後にシュミレーションをしてもらう流れとなりました。

こちらの指導では、もし海や川、湖などに落ちてしまった場合にどのように対応することで自分の命を守ることができるのか。ということと、周りの人がそういった状況に陥った場合にどのような行動をとるべきなのか。を伝えます。

この指導は子どもたちのみに当てはまることではなく、大人も知っておくべきことですのでぜひしっかりと読んでいただいて、周りの方々にも広めてあげてください。すべて覚えていられなくても頭の片隅に知識があるだけでも役に立つときはきっとあります!

事故者として重要なことは、【せうき】をすること。態勢は足を大きく広げ、力を入れず、何か浮くものがあれば体の中心-おへその上にぴったりとくっつけ、軽く持ち、アゴはぐっと空の方へ高く上げ、たっぷりと息を吸ったら口を閉じます。息を吐くときは素早く吐き、また大きく息を吸ったら口を閉じる。の繰り返し。背中を少し反り、お腹が水面から出るような感じに。靴も浮具になりますので、脱がずに履いたままにしましょう。あとは助けが来るまでとにかく【浮いて待つ】これにつきます。力を入れずにリラックスすることが大切です:)

目撃者として重要なことは、まず第一に【水に入らない】こと。もしご自身のお子様がおぼれていたら助けに入りたくなる気持ち、わかります。が!訓練を受けてない人はまず助けるのは難しいと思っておいてください!助けに行った側の人が溺れ、命を落とすケースは決して少なくありません。ではどうすればよいのか?【浮くものを】投げる。が正解です。もしロープがあって、その先に浮き輪をつけたものを投げ渡すことや、釣り竿の釣り糸にペットボトルを括り付けてそれを投げる、長い棒を差し出すなどができるならそれが一番いいですが、いつ何が起こるのかがわからないのが事故です。ですので、周りにある浮くもの、例えば空のペットボトル、空気の入った密閉されたお菓子の袋、穴の開いていないビニール袋の口を結んだもの、密閉されているトイレットペーパーロールの袋(ペーパーごとでOK)、サッカーボールやバスケットボール などでもいいのです。それでも自分は何も持っていない!となれば自分が履いているサンダルや運動靴だって浮力があるので役に立ちます!119番を呼び、場所や状況を説明しましょう。水の中にいる人に声をかけ続け、励ましてください。救急車が到着する時間は場所によってまちまちですが【あきらめない】のが重要です。

もし、自分が溺れそうになったら【背浮】して待ち、目撃者ならば【水に入らずに助ける】を覚えておいてくださいね!!

ちなみに、今日の指導はPADIレスキューダイバーコースにも通ずる部分が多くありますよー!

ダイビングを行っているときにパニックダイバーや無反応ダイバーがいたらどのように対応するのかを学べます。基本、パニックダイバーが手の届く近さにいたらまずは離れましょう。パニックダイバーは必死で掴まれるものには何でもつかみかかりますし、なんなら上に覆いかぶさってくると思ってください。ですのでもしそのような場面に出くわしたら自分のレギュレーターを咥え、手の届かない場所から水中に入ります(事故者は水を恐れるので水中まで追いかけてきません)。事故者のフィンを水中でくるっと回し、事故者の後ろに回り込み、まずはBCDに吸気し事故者の浮力を確保しましょう。パニックダイバーは浮力が確保されるだけでも落ち着くことがあります。コース内ではこの他にもいろいろなシチュエーションを利用して様々な事故に対応できるように進めていきますので、気になる方はご連絡ください(^^)

ちなみに、もしダイブバディーが何らかの理由でエア切れになったら、シグナルを出さずに自分がくわえているレギュレーターを奪い取られる。と思っておいてください。なんせエア切れダイバーは必死です。そうなったら自分は自分のオクトパスを使用し、バディーを落ち着かせた後に腕を組んでゆっくりと浮上し、水面でオーラル吸気の補助をするか、自分が入れてあげてくださいね。(エア切れの一番の理由は残圧の確認し忘れです。みなさん定期的に見る癖、ついてますかー?)

レスキューダイバーコースは単純に【事故者を助ける】ためのコースではなく、【自分の安全を第一に、事故者を助ける】ことを学ぶコースです!

では、ここからは今日の写真。

まずは2年生。自己紹介とともに先生から三陸の魚図鑑の寄付(一学期)のお話をしていただいているところ。こともだちちゃんと覚えていてくれていましたよ!毎日見てる!という生徒さんもいました♪

マサからペットボトルを使用するときの向きについてレクチャーを受けている生徒さんたち。キャップはアゴに当たると痛いので下に向けましょうね。

実際に横になってのシュミレーション。ペットボトルは抱えるとバランスを崩しやすく、からだが強張るので指先でやさしく支えるだけにしましょうね。

お次は1年生。みんな元気いっぱいです!

こちらはマサがどのように背浮をするのか態勢を見せているところ。足は大きく開きましょう。この方が浮きやすく、バランスがとりやすいですよ。

全体で練習した後、もう少し練習したいこたちに追加のレッスン中。しっかり理解することが大切です。

そして本日最後の学年は、3年生。体育着で準備万端です!

各学年4、5グループに事故現場のシュミレーションを行ってもらいました。溺れている子にぺットボトルを差し出しているところ。実際は胸元当たりをめがけて下投げしてあげましょう!

今回はコロナの関係上体育館での指導となりましたが、来年はプールで行いますのでその時までしっかりと覚えておいてほしいですね!

明日は4年生、5年生の指導を行い、午後は作業ダイブ予定です:)

 

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