2019.04.18 女川のダイビングが世界一キレイで面白い理由

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かずきです。今日は店番でした〜

 

 

 

のっけからタイトル通り女川の海について話したいと思います。

理由と書いてわけと読む。なんてタイピングしてたら知ったのですが、「わけ」で「理由」に変換できるんですね。

 

 

 

 

 

最近お客さんや、初めてあった方にダイビングについて話す機会が多くなってきました。

その中でよく

 

「海って冷たくないの?Mなの?」

 

「女川の(東北の)海って面白いの?きれいなの?」

 

なんて趣旨の質問を多々受けます。

 

結論から言いましょう。

女川の海が世界一面白いです。

そしてこのプレゼンを僕のルームメイトが大変褒めてくださるので今日は文字にしていこうと思います。

ポイントは3点あります。

 

 

 

 

 

・ダイビングはマクロこそ面白い。

 

ダイビングには大まかにワイドダイビングと、マクロダイビングというのがあります。

 

ワイド、というのはこういう

まさに今朝まささんがあげていたオーストラリア、ケアンズみたいな海です。

これが面白くない、というわけではありません。ワイドはめちゃくちゃおもしろいです。

水族館の中に入ったような魚群に囲まれて、中では自分の何倍もある生き物のジンベイザメやイルカ、ウミガメにだって逢えちゃいます。

ダイビング初心者はダイビングといえば南国のきれいな海を想像することでしょうし。

ワイドで有名な海は透明度も高いことが多いです。海の色もエメラルドグリーンだったりね。

 

 

 

 

うってかわって女川の海。主に僕らのダイビングはマクロダイビングです。

ダンゴウオ 卵保護 ペア

ついこの間撮影された写真です。

オスのダンゴウオが巣穴に入ってメスを待っている姿をカメラに捉えていたら、偶然メスが巣穴に入ってきました。

 

マタコが卵保護していたり。

海の生き物の生ってとてつもなく神秘的なんです。動きや形だって陸と違いますし、水族館のお魚と生の海のお魚は表情が違います。

タコが泳いでいる姿とか、もう神秘通り過ぎてエイリアンですね。

 

 

 

エムラミノウミウシ 

エムラミノウミウシ

 

サクラミノウミウシ ピンクフィルター 海中写真 女川 宮城

Hさま撮影 サクラミノウミウシ

マクロはカラフルさだって負けてません。

黒い青の南国ではない海ですが、こういったきれいな色の生き物だってたくさんいます。

ほんとに様々な色のウミウシがいて、食べているものによっても色が変わってきます。

ウミウシ、大好きです。見つけやすいし←

 

 

それにマクロダイビングは透明度が悪くても楽しめちゃいます。それもマクロの良い点です。

海の中で発光するクラゲなんてのもいます。これもめちゃくちゃキレイです。写真がないのが残念。(最近よく海で見かけるので、これをきれいに撮影していただける方を探しています。撮影していただけたらもれなくカズキがアイスをごちそうしたりしなかったりします。)

 

最後に、マクロは、同じところによくいるお魚もいます。そうすると個体差のある性格なんてのも観察できちゃいます。

シャイな子や、近寄ってきてくれる子、攻撃的な子(といっても口をぱくぱくしてるだけです)なんていて面白いです。

同じ個体を見つけて「また会ったね、元気してた?」だなんて会話もできます。不思議ちゃんではないです。

 

 

といった感じでマクロダイビングのススメでした。

 

 

 

 

 

・女川はワイドも楽しめる。

先程、女川は主にマクロダイビングの海といいましたよね。

でも実は女川ってワイドダイビングも楽しめちゃうんです。

ホヤの養殖棚

ホヤ棚

これはホヤの養殖棚。季節によってはホヤ棚に、ホタテ棚に、マガキ棚に、見れます。

養殖風景なんて海の中から見れることなんてそうそうないです。写真ですらそんなに出回ってないのではないでしょうか。

完全な自然ではなく、人の手が加わった自然ではありますが、人の歴史、漁業風景というのもまた素晴らしいものです。

 

 

 

 

そして女川では定置網ダイビングなんてのもできちゃいます。これもワイドです。

動画、画質が荒くて申し訳ないのですが(今度撮影できる日があれば撮影してきます)(まささんが)

まるでこれも水族館に入ったような気分にさせてくれます。

実は普段のマクロダイビング中でも後ろを振り向けばイワシが群れをなしてたり、なんてこともあるんですが

定置網だと確実にいます。といっても、定置網に何が入っているかはお楽しみなんですけれどもね。

今まで観察できたものは、ヨシキリザメ、マンボウ、アカウミガメ、カツオ、マサバ、シイラ、ブリ、イワシ、ヒラタエイ、コモンカスベ、アンコウ、タチウオ、マトウダイ、トビウオ、などなど

ちなみに今年の初定置網ダイビングはGWに開催予定です。興味のある方はご連絡ください。楽しみですね。

 

 

 

 

 

・女川でしか見れない固有種がいる

 

クチバシカジカ 卵保護 抱卵 うり坊 女川の海

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

三陸とカナダでしかみれないクチバシカジカちゃんもいたり。

クチバシカジカ、可愛いですよね。女川ならではのうちの看板魚です。

泳ぎが下手な魚ってみんなかわいい。

クチバシカジカが一生懸命に泳いでる姿、これも動画化するので乞うご期待していてください。

 

ダンゴウオ 赤色 女川 宮城 仙台の海

ダンゴウオ2号

ダンゴウオだって年中観察できます。

女川の固有種じゃないって?そんな声が聞こえてきそうですけれども

冬の間のみならず年中観察できて、恋の季節の、抱卵の、赤ちゃんのダンゴウオ、を観察できる海です女川。

 

 

 

 

 

 

かずきの恋の季節も観察できると良いんですけれどもね。女川。

 

 

 

 

 

と、オチも付いたところで?

女川が世界一おもしろい海だというプレゼンを終わりたいと思います。

ほんとにほんとに女川の海は面白いんです。まだまだ潜っていない海も多い僕が言っても説得力弱いかもしれませんが。

ただ一人のダイバーが女川の海にドハマリしていて、この面白さを全世界に発信したい!という一心で書いたブログでした。

 

僕は何度も何度も潜ってからハマりだしたんですよね。

最初の女川でのダイビングは竹浦湾内のビーチダイビングで、その時はその時でめしこさんのガイドに

 

「こんなに東北の海って面白いんだ、こんなに面白くガイドできるんだ」

 

と、たった1回のダイビングでも、ものすごい感動して、楽しかったのを覚えているのですが

 

それから潜る度に毎回毎回新たな発見があって、毎回毎回更に濃くハマっていってます。

 

 

 

僕の今の目標は、お客さんに女川の海を楽しいと思ってもらえるガイドになること。

1本2本のダイビングで、面白い、また来よう、と女川にハマってくれるダイバーになってもらうこと。

楽しい、面白い素材は海の中にたくさんあるんです。これをまだまだ僕は紹介できれてないんです。

 

今日のブログをみて興味を持った方は潜るのはもちろん、海の話だけでも聞きに来てください。メールでお問い合わせも可です。

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長くなりましたが以上です。ここまで読んでいただいてありがとうございました。

最終的な目標は、僕がいるから遊びに、潜りに来てくれるファンを作ることなんですけれどもね。

 

かずきでした。

(今日ギョサン入荷したことすっかり忘れてた。また明日更新します)

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